2017Mac13インチと2019Mac16インチ比較

まず今回比較するのは2017年モデルの13インチMacBookProのタッチバーなしモデル(最下位)と、2019年モデルの16インチMacBookProの吊るしモデル(最下位)の比較です。

 

よく比較されるのは15インチVS16インチや13インチもりもりVS16インチ等が多いかと思いますが、私のように13インチ買って色々な事をやる中でスペック不足を感じたという方へ参考になればと思い比較していきます。

 

では早速比較していきます!

まずは外観から

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右側はこのように13インチでは2ポートだったThunderbolt3が16インチでは4つあるので右のイヤホンジャックの下にもThunderbolt3が2つ付いています。

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向かって今度は左側から。

こちらはついてるポートの種類や数は同じですが若干位置が違いますね、使う分には特に変わらないでしょう。

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次は横に並べてみるとこんな感じ。

左が13インチ、右が16インチですが16インチの方が若干分厚くなっています。

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お次は上からサイズの比較。

そもそも13インチと16インチを並べてみると3インチも画面サイズが違うため1周りどころか2周りくらい大きい印象です。大きいので画面の操作はしやすいです。

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横からみたサイズ比較。

 

外観比較はほどほどにして次は結構大きく違うキーボードについて比較していきます。

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左が13インチで右が16インチです。

13インチのほうのキーボードはバタフライ式のもので16インチはシザー式の物です。

そのためキーボードの厚さが結構違って打ち心地もかなり違います。

バタフライ式の物は搭載された直後は批判が多かった気がしますが、これに慣れてしまうとぺちぺちとした感じも悪く有りません。とはいえストロークが浅いので結構力を入れてタイピングする方にはどうしても使いにくいという意見はあるようです。

お次に16インチについてはストロークが1mmと13インチの物の2倍ありしっかりしたキーボードだなといった感じです。押した感じはちょっとしっとりしていると私は思いました。確かに16インチのほうが良いかなと筆者は感じましたが特段13インチだからといっても大きな不満は感じませんでしたので好みや慣れの部分が一般ユーザーには大きいのかもしれません。

16インチのは名前がMagicKeyboardということもありAppleが別売りしているキーボードと全く同じなんじゃないかと思う人も多いと思いますが、全く同じ打ち心地ではないと思います。

ストロークの感じとかはたしかに似通っているのですが16インチMacBookProのほうがキーがしっかりしていてキーの跳ね返りが違いました。

パチパチ→しっとり

バタフライ構造のMac(13インチ等)>MagickeyBoard>シザー構造のMac(16インチ等)

といった感じです。

 

物理ESCキーにタッチバーとタッチID(電源ボタン)

この16インチモデルよりタッチバー1本ではなくESCキーと電源ボタンが独立して使いやすくなりました。やはりエスケープキーはよく使うので独立ボタンの方が都合が良い。

具体的な例で言えばタッチバーがフリーズしてしまった時にはESCキーが押せなくなってしまうが、この16インチモデルからは独立しているのでタッチバーになにか問題が起きたときもESCが押せるため強制終了がしやすい。

タッチバーについては相変わらずそれほど使いやすいわけではないと感じているが、タッチバーをカスタマイズするアプリ等を導入し上手に使えるように現在は色々試しています。私の中である程度タッチバーの使い方が確立されたら当ブログにて紹介します。

3つ目はタッチIDについてだが、これはiPhoneに付いているタッチIDをそのままMacにつけたような感じで反応も早い。

よく使うのはパソコンのロック解除であるが他にもApplePayで支払う際や、Safariでログインする際に登録してあるIDとパスワードの認証でも使えるので手間が省けて便利である。わかりやすく言うのであればiPhoneとかなり似た使い方ができる。

 

次は最後のキーボードの違い、逆T字の矢印キーについて

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逆T時の矢印

こちらは2015年モデルまでのMacと同じ形であるがたしかに触ってすぐわかるのは良いが今までのデザインのほうがカッコいい気もしなくはない。使いやすさも一般ユース程度であればこの変更は大きな差にはならないかなといった印象。

 

バックライトの光り方がちょっとだけ変わった

 

重さについて

13インチMacBookProは1.37kg

15.6インチMacBookProは1.83kg

16インチMacBookProは2.0kg

となっています。参考までに15.6インチ載せましたが、結構重くなっています。13インチからの買い替えで結構持ち運ぶ人は重いと感じると思います。

更に充電器の大きさも13インチと16インチでは結構大きさ重さともに違いますので純正ではないものも検討した方が良いかもしれません。

 

外観や目に見えるところはこれくらいにして性能のベンチマークを比較していく。

まずはCINEBENCH R20

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上は13インチ下は16インチ


13インチではスコアが932ptsに対し16インチでは2713ptsとなりました。

単純な数値だけで言えば16インチのほうが3倍弱高いという結果になりました。

 

次はGeekBench5の結果です。

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CPU



16インチはシングルコアで1.2倍、マルチコアでは2倍以上のスコアとなりました。

マルチコアでは2C4Tと6C12Tと大きく差があるので比較するのが可哀想なくらいでしたがやはりスコアでも大きく差が開きました。

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METAL 左から13インチ,内蔵GPU,16インチdGPU


Metalだけのスコアだけで言えば13インチ内蔵GPUが16インチ内蔵GPUを上回っています。

ですが16インチではdGPUがあるので必要なときはハイパワーで使用する事が出来ますのでやはりすごいですね。数値で言えば約3,000と25,000なので圧倒的な差があります。

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OpenCL

OpenCLの結果についてもMetalと似た結果になりました。

やはりdGPUがあるのではだいぶ性能に影響があるのは理解して頂けたかと思うのですが、2017年モデルの13インチも結構いいスコアだと私は思います。

 

ここまで見ていただいてありがとうございます。

性能で言えばもちろん16インチの圧勝なのですが、13インチもサイズ感や重さなど考えると結構良いマシンでした。今だったらAirとかも結構いいと思うので次回はMacの選び方を書いてみようと思います。